鼻の病気
鼻炎(アレルギー性鼻炎)
患者さまの病気が、アレルギー性鼻炎なのか、副鼻腔炎なのか、それ以外の原因がないかを診察、説明いたします。必要に応じてレントゲン撮影を行います。又、血液検査でアレルギーの原因を調べます。
蓄膿症
蓄膿症(副鼻腔炎)にかかると、粘り気のある鼻汁、頭の重だるい感じ、鼻づまりとそれに伴う嗅覚の低下、集中力の低下、などが長く続くことがあります。
また、鼻汁がのどにおりてきて、不快感を訴える方もいます。
又、子供の頃にかかることが多く、中耳炎をひきおこすこともあります。
原因としては、細菌感染のくり返し、アレルギー、生活環境、体質などの要因が関与していると考えられています。
花粉症
現在の統計では花粉症の人口は1000万人以上に上り、もはや国民病とも言われています。又今まで花粉症では無かった人が突然花粉症になることも往々にしてあるようです。
原因は食生活や住環境の変化により、アレルギー体質の人が増加していることや、大気汚染など様々な要因が考えられていますが基本的に戦後植林したスギ林の樹齢が30年を超えて花粉の量が多くなっているのが原因とも言われています。
2016年8月より舌下免疫療法を開始いたしました。
舌下免疫療法はスギ花粉症の症状を大幅に軽減できる、もしくは克服することができる可能性があり、2014年10月から保険治療として開始され、メディアに注目されています。ただ、副作用の可能性なども鑑みて、当院では導入を見送っておりましたが、当初予定されていたほどの副作用が少ないことも徐々にわかってきましたので、2016年8月より導入することとなりました。
この治療法は舌の裏側にエキスを滴下する治療法であるため、体質から改善することで花粉症を根本から改善する治療法です。
ご関心のある患者様は当院のスタッフにまで一度お声掛けください。