喉の病気|耳・鼻・喉の病気は岡山県浅口市のたけ耳鼻咽喉科医院

たけ耳鼻咽喉科
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喉の病気

扁桃炎・咽頭炎

小児から30代成人までに多い病気です。
すぐ喉が腫れて痛くなる、頻繁に熱が出る、という症状は慢性扁桃炎が考えられます。
扁桃腺が腫れている場合は、軽症には内服薬、重症には点滴で対応します。
慢性化している扁桃炎に対しては、手術が必要な場合もあります。

咽頭がん(上咽頭がん/中咽頭がん/下咽頭がん)

咽頭がん(癌)は頭頸部がんの一種です。
咽頭は、鼻の奥から食道までつながっている器官で上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つの部位に分けられそれぞれの部位にできるがんを上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんといいます。

上咽頭がん

鼻の突き当たり(鼻腔後方)にあり、扁桃腺の上部奥の咽頭扁桃辺りにあります。
上咽頭がんの初期はほとんど無症状ですが、がんがある程度大きくなることで現れる症状としては、首のリンパ節の腫脹があります。
他に鼻づまり、鼻血、痰に血が混じる、難聴、耳が詰まった感じがする耳閉感などがあります。また脳神経が圧迫を受けることで物が二重に見えるなどの視覚障害や疼痛が起こることがあります。

中咽頭がん

口を大きく開けたときに奥に見える部分になります。中咽頭は食べ物を飲み込んだり、言葉を話す際に重要な働きをしています。
中咽頭がんの初期にはのどの違和感、異物感、軽い痛みなどがあります。食べ物を食べるときに常に軽い痛みがあるような場合には注意が必要となります。
又、片方の扁桃腺だけが大きく腫れたり、しゃべりにくくなることで気が付く場合もあります。首のリンパ節(頚部リンパ節)に転移しやすくこの場合にはシコリができて気が付くこともあります。

下咽頭がん

「のどぼとけ(喉頭)」の後ろ側にあり中咽頭から送られてきた食べ物を食道に通す通り道になります。
初期にはほとんど自覚症状がないため、下咽頭がんが見つかったときには進行がんであることが多く、また、下咽頭がんの発生と同時に食道に転移ではないがんが見つかることが多いのも特徴です。

声帯ポリープ

声を出す場所である声帯そのものに、ポリープができたり、炎症が起こったり、腫瘍が発生したりして起こることがあります。
ポリープの治療は手術を行うこともありますが、声帯の病気での治療の基本は内服治療、消炎剤などの吸入そして何よりも、声を使わない事(沈黙療法)が大切となります。また、声帯を動かす神経の麻痺によって声が枯れることもありますので、気になる方は、すぐに専門医に相談してください。

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院長:医学博士
日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医
                武 浩太郎

岡山県浅口市金光町占見新田398-1